女性特有の抜け毛・薄毛対策

今や抜け毛・薄毛の問題は、男性だけの問題ではなくなっています。
女性用のウィッグの売り上げが近年伸びており、女性の抜け毛も深刻な問題となっています。
ですが、女性の抜け毛・薄毛は男性の抜け毛・薄毛の原因は異なり、また対策も異なります。
そんな女性特有の抜け毛・薄毛の原因や、予防、対策法について御紹介します。

女性に特有の抜け毛・薄毛の原因とは?

女性の抜け毛の原因、それは「女性ホルモンの変化」にあります。
女性ホルモンには、髪の毛を維持し、成長させる働きがあります。
そのため、女性ホルモンが減少してしまうと、髪の毛は抜けやすく、しかも育ち難くなってしまいます。

女性ホルモンが急激に変化、特に減少するのは、出産後や、閉経後になります。
妊娠中は、妊娠を維持するために、女性ホルモンが高い状態で維持されているため、出産をすると、高い状態だった女性ホルモンが相対的に減少し、髪の毛が抜けてしまいます。産後の抜け毛は自然に回復することが多いものの、そのまま抜け毛に悩まされている女性もまた多いです。
閉経後は、女性ホルモンがいっきに減少します。さらに産後のように回復することがないので、そのまま抜け毛が増悪していってしまいます。

さらに、女性ホルモンは、女性のライフサイクルが原因だけが原因で減少するわけではありません。
女性ホルモンはストレスに非常に影響を受けやすい性質があります。
女性の男性化が話題となりましたが、それは女性の社会進出によって、よりストレスを抱えやすい環境になっているということです。
仕事や育児、家事のストレスによって女性ホルモンの分泌が低下し、抜け毛を引き起こしています。
さらに、睡眠不足も抜け毛の原因となります。
ホルモンはゴールデンタイムと呼ばれる夜10時〜深夜2時の間に活発に分泌されると言われています。
ところが、夜勤や不規則な生活によって夜にしっかりと睡眠、特にこのゴールデンタイムの時間帯に睡眠がしっかりととれていないと、ホルモンの分泌が十分にされないので、女性ホルモンの分泌不足に陥ってしまいます。
ですから、睡眠不足もまた、抜け毛の原因となります。
このように、女性には女性特有の抜け毛の原因があり、男性の抜け毛の原因とは異なります。
この女性ホルモンの減少にいかにアプローチするかが、抜け毛を改善するために必要なことです。

気をつけて!本当は怖い、育毛剤の副作用

なかなか改善しない抜け毛・薄毛対策にやはり思いつくのは男性と同じ「育毛剤」かと思います。ですが、その育毛剤ですが安易に選ぶと、取り返しのつかないこともある副作用が隠れています。
男性用の育毛剤でテレビコマーシャルでもよく見るリアップですが、このリアップには女性用もあります。


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男性用も女性用も育毛効果のある、ミノキシジルが配合されています。
このミノキシジルには女性にとくに危険な副作用があります。
そもそも、ミノキシジルはもともと高血圧の薬として販売されていたのですが、育毛効果もあるということで、応用され、育毛剤として広く使用されるようになりました。
このミノキシジルは高血圧の治療薬であり、血管に作用します。そのため、一般的に知られている、男女共通の副作用には、血管を拡張させるので、炎症を助長して、副作用として、頭皮のかゆみを引き起こしたり、心臓にも作用して、胸の痛み、動悸を引き起こすことがあります。
従って、心臓病など、心臓の治療を受けている方は絶対にミノキシジル配合の育毛剤は使用してはいけません。
なんと、ミノキシジルを使用して、心臓に作用し、亡くなってしまったという恐ろしい副作用による事故おきているので、特に心臓に問題のある方は気をつけてください。

では女性がとくに気をつけないといけない副作用には何があるのでしょうか?
特に危険な副作用が2つあります。
1つは妊産婦に方への副作用です。先ほど、ミノキシジルには血圧を下げる作用があるといいましたが、これは血管を拡張させることで血圧を下げます。
そのため、むくみやすい、浮腫という副作用があります。
妊娠中は、赤ちゃんに栄養を与えるために、血液が増え、水分量が増加します。
そのため、非常にむくみやすい体質に変化します。
このむくみが重症化すると、妊娠中毒症と呼ばれる病気が起こりやすくなります。そのため、胎児へ重大な危険が及ぶ可能性があります。
さらに、妊娠中は心臓にも大きな負担がかかるので、心臓への副作用が認められているミノキシジルは絶対に妊娠中の女性は使用してはいけません。

もう1つは、甲状腺機能亢進症にかかったある女性はミノキシジルは使用してはいけません、甲状腺の病気は圧倒的に女性に多いですが、この甲状腺機能亢進症の病気は甲状腺が活発化して、心臓に負担が増加したりする病気です。
そのため、甲状腺機能亢進症の治療中の方や既往のあるかたは、ミノキシジルが含まれている育毛剤を使用すると増悪、再発などの危険性が非常に高くなります。ですから、気をつけましょう。
他にも、ミノキシジルには神経系に作用して、めまい、頭痛、体重増加などの副作用が確認されています。
ですので、女性の方は特に気をつけないといけない副作用がありますから、安易に有名な育毛剤だからといって選ぶことはやめましょう。
必ず裏面の成分を確認してから、育毛剤は購入しましょう。

女性特有の抜け毛・薄毛の主な対策法

では女性特有の抜け毛にはどういった対策をすればいいのでしょうか。
おすすめの方法をいくつか御紹介します。

(1) ゆっくり寝る

睡眠不足は女性ホルモンの分泌を低下させます。
しっかりと睡眠をとることが大切です。

(2) ストレスを解消する

ストレスは女性ホルモンの分泌を減少させます。生理不順をおこしたりします。日頃からストレスを溜め込まないようにしましょう。

(3) 規則正しい生活をする

不規則な生活はホルモンバランスを乱れさせます。規則正しい生活で、安定したホルモンの分泌を促進させましょう。

(4) しっかりと頭皮ケアをする

女性は髪のつやを気にしてコンディショナーやトリートメントを多用してしまうことがありますが、これは毛穴につまりを起こして、抜け毛の原因となります。
ですので、適度なケアと、頭皮ケアを心掛けて頭皮からもしっかりと抜け毛予防をしましょう。

(5) 天然成分が配合されたシャンプーや育毛剤を使用する

ストレスを解消して、しっかりと睡眠不足を解消できればいいですが、なかなかそれは難しいです。ですから、副作用の心配のない、天然成分が配合された育毛剤やシャンプーを利用して、頭皮環境を正常化して、抜け毛を予防、改善しましょう。特に頭皮環境を整えてくれる天然成分は以下のようなものになります。

  • 大豆イソフラボン
  • 女性の抜け毛は女性ホルモンの変化によるものです。
    ですから、女性ホルモンの働きを助ける大豆イソフラボンは内からも外からも抜け毛を予防、改善に働きかけてくれます。

  • プラセンタエキス
  • 美肌にも効果のあるプラセンタエキスですが、抜け毛にも効果が期待できます。
    女性ホルモンが減少し、相対的に増加した男性ホルモンを抑えてくれる働きがあります。

  • センブリエキス
  • センブリは昔からさまざまな健康食品にも使用されえいる天然植物成分であり、血行促進効果があります。抜け毛を引き起こしている頭皮は、血流が悪くなり、栄養が行き渡りにくい状態です。それを改善してくれる成分です。

  • トレハロース
  • 抜け毛を引き起こす頭皮は乾燥して、様々な刺激を受けやすい状態になっています。そこで天然植物成分のトレハロースは、頭皮を保湿し、健康な地肌へと導いてくれます。

  • ローヤルゼリー
  • 髪の毛が抜けてしまう原因には、髪の毛を作る、毛母細胞の機能低下があります。そんな毛母細胞を活性化させる働きがローヤルゼリーにはあります。

女性の抜け毛のトラブルは男性の抜け毛に比べると、まだまだ認知度も低く、正しいケア情報が行き届いていません。
ぜひ、正しいケアをして、辛い抜け毛を改善してくださいね。